鈴木亮平さんを初め世界遺産が好きな人は皆取っていると噂の世界遺産検定。
我が国日本も中国に次いでアジア2位の世界遺産数を誇っている世界有数の世界遺産大国なのに、その世界遺産ひとつひとつを詳しく知っている人は悲しいことに1割もいないと思います。
私も世界遺産に興味のないうちの一人だったのですが、ちょっと前に「旅行に行ってたくさん世界遺産を見学してきたし、これからも恐らくたくさん見るはずだから何も知らずに行くのはもったいない!」って気持ちになったのでとりあえず3級取得に向けて勉強することに。
実は世界遺産検定の勉強は簡単で、最短だと8時間程で合格を狙えるらしい(3級ならですが)。
実際に私もかるーく勉強してみて分かったのは中学校の頃に受けた世界史の期末テストみたいだなってことです(笑)
2級からは覚えるべき世界遺産の数も倍近く増えてるし、教科書の分厚さも倍なのでかなり難易度は変わると思いますが、とりあえず3級はそれくらいな感じなので忙しい社会人の方でも受けられるかなと思います。
ここまで言っておいて合格しなかったら恥ずかしいので、一応合格率を書きますと3級は75%くらいです(笑)
まだ勉強し始めですが、舐めてかかると本気で落ちそうな気がする…。
世界遺産検定に申し込むには
勉強よりもまずは申し込まなければなりません。
申し込みは公式サイトのほかにも郵便局でも受け付けているようです。ほとんどの方が公式サイトからになると思います。
次回の検定日は3月11日ですが、申し込み期間は1月31日までなのでお早めに。私はギリギリでいいや~と先延ばしにしていたら最終日が旅行と被ってしまったので、受けることを決めたらすぐに申し込んだ方がいいです(笑)
受験料は、私が受けた3級だと4,500円、2級だと5,500円、一番上のマイスターだと19,000円と正直かなり高い。
マイスターは記述形式のものがあるようなので採点が忙しそうですが、4級と3級と2級はマークシート形式なのでなぜ値段に差が出るのか疑問です。
世界遺産検定の教材
基本的に世界遺産検定で使う教材は2つだけ。
各級に合った公式の教科書と公式の過去問題集です。中身は社会科の教科書みたいです。
どちらも世界遺産検定を主宰しているNPO法人が出しているものだから、これを勉強しておけば大丈夫だと思います!
私は節約のために中古の商品をメルカリで購入したので元からマーカーが引かれていました。
メルカリに出品しているということは受かっているはずなので中古感漂うマーカーや付箋の跡も結構参考になります(笑)
ちなみにお値段は新品で買うと税抜き1300円と結構高い・・・ですよね?メルカリなら半額でした(笑)
過去問のほうは問題がマークシート形式ということもあってかなり見にくいです。これももちろん中古ですが、毎回ほとんど過去問にある問題が出るとのことですので、中古でも大丈夫と判断しました!
定価は1200とテキストよりも100円安いお値段です。けち臭いですが、念のため2017年版も立ち読みで見てきましたが問題はほとんど同じでした(笑)
新品で購入した場合にオススメなのが、専門書の買取サービスです。
綺麗に使っていると高額で買い取ってくれる場合があり、大学や予備校などのテキストや参考書なども買取してくれますよ!
勉強のポイント
100点満点中60点で合格なので、50点は確実に取れるようにすればほぼほぼ合格できます!
序盤のユネスコについてや日本の世界遺産、負の遺産、危機遺産は絶対に出題されるのでここは抑えておいたほうがいいと思います。
あとは毎年異なる時事問題ですが、日本から新たに認定された世界遺産、日本が次の年の認定を目指してるのは何処かなどを軽く抑えておけばいいです。
合格を狙うだけなら正直捨ててもいいのですが、目を通しておくだけで取れることもあるので事前にちょこっとやるのをお勧めします!
満点を狙うわけじゃなければ8時間と言わず3、4時間でも合格できるような気がします。もちろん、何時間でも勉強したほうがですが・・・。
世界遺産検定を活かせる仕事
受験を受ける方のうち6割が学生、そのほとんどが大学生ということで就活で利用することを考えているようです。
大手旅行会社では世界遺産検定の取得を義務化しているところもあるので、旅行会社への就職・転職を考えている方は取って損はないと思います。
最低3級からエントリーシートに書けます。
副業が認知されてきた今、ツアーコンダクターというフリーランスの添乗員の仕事もあります。
また、教養の幅や「世界遺産検定ってなに!?」みたいに会話の幅が広がる可能性にも大いに期待できるはずです!
仕事ではありませんが、私みたいに趣味で取得を考えている人も合格云々ではなく世界遺産を勉強することで得られることは大きいと感じました。
旅行もそうですが、自分の国(ほかの国でも)の歴史的・自然的遺産を知っていることで周りから物知りに見られますし、自慢もできます(笑)
当日までの流れ
ネットで申し込みをすると受験日の10日前くらいに受験票が届きます。
受験票には会場の場所、受験番号、試験時間、持ち物などが詳しく書かれているので、しっかりと目を通しておきましょう!
1級以上を受ける方は証明写真がいるらしいです。
当日の様子
私の試験会場は東京・四ツ谷にある上智大学でした。
私の場合時間に間に合わない可能性が大いにあるので、かなり早い時間に出発。
慣れない丸の内線を乗り継ぎ、四ツ谷へ!新宿三丁目あたりから世界遺産検定の勉強をしている人がちらほらいました。
四ツ谷から上智大学までは徒歩5分かからないくらいなのですが、道を調べるのもあれだったので多分検定を受けに行くであろう人達の流れに乗ります(笑)
上智大学!
ありました世界遺産検定の看板が!
この大学は室内にエスカレーターがあったり、教会が隣接していたりとかなり先進的な大学です。私もこんな大学に通いたかった…。
試験の開場までまだ時間があったので校内を散策・・・するつもりが寒かったので止めました(笑)
受験票に記載されている試験場まで向かいます。この時間はみんな3級だったのかな?みんな同じテキストを持ったいます。
開場まで皆さん勉強していらっしゃいます。
この時間で自分の座る席を確認。こんな感じで自分の受験番号の席に座るスタイルです。
席に座ると机には試験の説明とアンケートが。ここにも受験番号の書かれたシールが貼ってあります。
教室は100人くらい収容できそうな大きさ。写真を撮ってしまいましたが、会場の写真撮影は禁止らしい(笑)
ここで勉強するのもなんかかっこ悪いのでキョロキョロしてみると、女性の受験者が多い!7割くらいは女性の方でした。
年齢層は私と同年代、大学生くらいの人が多いですね。皆さん就活のアピールポイントにしたいのだと思います。
もちろん小学生くらいの方や、主婦っぽい人、会社員っぽい人まで様々な年代の方が受けていた印象です。
そんなこんなで試験の説明も終わり、試験開始!
妹から借りたシャーペンとたまたま鞄に入っていた消しゴムで挑みます(笑)
思ったより早く終わったので途中退室。
手ごたえはあったのですが、一つだけ全文英語で書いてある問題が!なんだこれ!って声に出しそうになるレベルの謎問題でした(笑)
結果発表が1ヶ月後である2月17日なので、まだ受かっているかは分かりませんが自信はあります(笑)
世界遺産検定は合否だけがすべてではなく、その過程も大事です!やはり、これまで知らなかったことが学べる機会ができるということがいいですね!
もし、今回受かったら次回は2級に挑戦したいと思っています。
受からなかったもう受けません(笑)
私自身も初の世界遺産検定でしたが、もし皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです!
追記
無事に合格しました!
次回は2級を受けてみたいと思っていますが、まだいつ受けるかは未定です(笑)